あなたとわたしを守るため

しゃけのかわと申します。シングルマザー/保育士(兼学童)/帰国子女/躁鬱×ボーダー/元夜職/ジシ遺族。ブログの記事は ◇→私の記録、◯→保育士の思い、★→その他 という分類で書いています。

◯5/31 配信「保育士」

「保育士の給料は安い」

誰もが口を揃えて言います。


それは何度か処遇改善がなされても

未だ平均値を遥か下回る支給額なのです。



「仕事量と対価が見合っていない!」

「ひとの命を預かっているのに!」

サービス残業も果てしない!」

「コロナ禍で医療従事者並みに働いた!」


と、いくら叫んでも

世間にはなかなか響きません。




私は思いました。


「給料を上げろ」「税金無駄遣いするな」

「仕事が多すぎる」「ブラックな職場ばかり」


などと、ただ不満を連ねるより


「保育士はただ子どもと遊ぶだけではない」

「子どもが好きなだけで働いていない」

「保育士の仕事は世間に知られていないような

あんなことやこんなことも請け負う

とても尊い職業なんだ」


ということを

仕事内容を丁寧に言葉化して

アピールするほうが良いのでは…




そもそも保育士は

奉仕型で謙虚なひとが多いのです。


だからいくら給料が安くても

仕事量が多くても


その仕事を志す学生はたくさんいます。




世の保育士さん・保育士のたまごちゃん


「私には保育士くらいしかできないから」

「保育士は誰でもなれるよ」

「どうせ保育士だからね」


なんて発言は

今日をもってやめましょう!!




保育士は、

誰もがなれる職業ではありません。


保育士は、

毎日子どもの笑顔で溢れる

キラキラした仕事ではありません。


保育士は、

病気をしても

恋人と別れても

家族を亡くしても

笑って仕事をしています。




そんな私たちを

ここまで頑張っている私たちを

自分の手でよしよししてあげましょう。


すごくすごく頑張ってる。




誰かや何かのために

報酬をもらってする仕事は

必ず価値があることです。



謙虚な日本人ひとりひとりが

自分の仕事を誇りに思い

それを言葉にできることで

お互いがお互いを

尊重し合えると思います。



私の生活は

こんなにたくさんのひとのお陰で

成り立っているんだな。


こんな仕事をしてくれているひと

とっても素敵だな。


と、思いながら生きることは

心が豊かになると思います。




今日もどこかで何かのために

お仕事をしてくれてる方へ


いつもありがとうございます。