あなたとわたしを守るため

しゃけのかわと申します。シングルマザー/保育士(兼学童)/帰国子女/躁鬱×ボーダー/元夜職/ジシ遺族。ブログの記事は ◇→私の記録、◯→保育士の思い、★→その他 という分類で書いています。

境界性パーソナリティ障害(ボーダー)

私が診断を受けたのは「双極性障害」ですが、境界性パーソナリティ障害」においても、片足どころか腰くらいまで浸かってて、いくつも当てはまる項目があるのを自覚しています。


その中でも突出しているのが、親しい人に対して「自分のことを全て理解して、受け止めて欲しい」と思っているところ、或いは「相手のことを全て理解して受け止めたい」と思っているところです。

この考え方は「共依存」を招きやすく、本来人にはそれぞれ別の人格があるのに、常に一色単にしたいと思ってしまう癖があります。

自分の気持ちは相手の気持ち、相手の気持ちは自分の気持ち、という、自他の価値観を混同させてしまう考えが固執しているのです。



私には、躁と鬱の両極面があるように、過ごしてきた背景にも二面性があります。

・海外生活も含め、両親に丁寧に育ててもらった「お嬢様気取り」の一面

・自暴自棄になり全てを捨てて夜の世界に飛び込んだ「崖っぷちほぼ無心」の一面
(※夜の世界を否定しているわけではありません。夜時代のことはまた別記事に書きます)

私はこの両面を理解してくれる人、それ以上に、同じようにてっぺんもどん底も経験している人でないと、心を開けないと思っています。

どちらかしか理解してくれない人→全てを共有できない→信頼関係を築けないという認識です。



「趣味」がないことも、もしかするとボーダーに関係しているのでしょうか。
私には、一人で楽しめることが何もないのです。

一人で映画は観ません。一緒に観て、感動を共有できない限り。

一人で料理はしません。一緒に食べて美味しさを共有できない限り。

旅行も、ファッションも、音楽も、カフェも、ドライブも・・・誰かと一緒でないと、楽しいと思えない。

だから必要以上に人に求めることが多くて、必要以上に自分を押し付けてしまう。

同じような言葉を繰り返しますが「自分と他人が一体になること」を望んでいるのです。



主治医曰く「たしかにボーダーの気質は持ち合わせているけど、近頃はあまりボーダーと診断をつけることが少ない」とのこと。

なので、診断は受けていません。

今は躁鬱の治療に専念し、それでも生きづらさが変わらない時は、ボーダーに対しても向き合っていきたいです。



インスタグラムで自身のボーダーを公言している、イラストレーターのpiyoさんが、まさに私と同様の症状をわかりやすい漫画にして投稿されています。

最後にそちらのリンクを貼らせて頂きます。




ボーダーについては、躁鬱以上にまだまだまだまだ語り足りませんね。